その他の作品「岸本裕子」

黒い太陽
(2005年)
この絵は、南米アンデスが舞台のものです。彼の地を訪れ、現地の人々の穢れのない眼や、自然と共生し不便を不便と思わない生活の中に、美を感じ、感動を覚え、何か大切なことを教えられた気がしました。
現在、世界各地で大勢の罪のない市民が戦火にさらされています。テレビの映像に、憤りや深い悲しみを抱き、アンデスの情景が頭に過ぎりました。彼らならどういった心で争いを捉えるのだろう・・・・
筆は進み、ふと気がつけば「黒い太陽」が出来上がっていました。