石正美術館ギャラリーでは、開催中の企画展【学芸員の目でみる「石本正のアトリエ」】に関連し、「石本正のイメージを支えたモノ展」を3月2日（日）まで開催しています。

日本画家・石本正の制作を陰ながら支えた道具や書籍の数々。
本展では、これまで大切に保管されあまり表に出てこなかった知られざる愛用品を公開しています。

作品制作にも影響を与えた書籍や映画、音楽、さらに【ヨーロッパ美術の旅】の記録まで。
旅の記録では直筆の印やメモが入れられた地図、日程の一部をご覧いただけます。
書籍の中には親交のあった川端康成から贈られたサイン入りのものも。

音楽を聴きながら絵を描いていたという石本は、野外制作の際も傍らに音楽プレーヤーを置いていました。
そうして描かれたスケッチやデッサン6点をご紹介しています。
石本正をよく知る方もそうでない方も、画家の人柄や背景に触れられる貴重な展示となっております。

また当館ギャラリー奥には休憩室を兼ねた「石本正のアトリエ再現」の部屋があり、そちらでも画家が実際に使っていた画材や道具、家具を見ることができます。

企画展とあわせ、この機会にぜひ会場でご覧ください。

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【学芸員の目でみる「石本正のアトリエ」 関連企画】「石本正のイメージを支えたモノ展」
【会期】2025年1月22日（水）～3月2日（日）
【会場】石正美術館　ギャラリー
【時間】9時～17時（入館は16時30分まで）
【休館日】月曜日（祝日の場合は翌平日休館）
※観覧無料
主催：公益財団法人浜田市教育文化振興事業団