【第9回 石本正日本画大賞展】交流会・授賞式が行われました!🎉
10月19日、20日の2日間にかけ行われた、「第9回 石本正日本画大賞展」受賞者の皆さんをお招きしての交流会および授賞式の様子をお届けします!
今年は受賞者10名中8名が来町されました。
1日目は授賞式、ギャラリートーク、そして地元の方を交えてのワークショップ《瓦タイルでオリジナルコースターをつくろう》を行いました。
授賞式はつつがなく執り行われ、続いて展示室でのギャラリートークへ。
最初は緊張されていた皆さんも少しずつ打ち解けられ、作品に込めた想いや制作秘話など熱心にお話しいただき、学生同士で技法など質問しあったり、本展の審査員でもある西久松館長の講評に耳を傾けておられました。
午後は地元の参加者さん達と一緒に、石見地方の伝統的な瓦「石州瓦」のタイルに絵付けをするワークショップです。
亀谷窯業さんのご指導の下、普段の画材とは違う釉薬での絵付けに苦労されながらもじっくり制作されていました。
予定の時間を過ぎても制作の手が止まらず、大変楽しい交流の場になったのではと思います。
その後は当館収蔵庫にて、普段見ることのできない石本正の膨大なデッサンの一部を鑑賞していただきました。
2日目は企画展・天井画鑑賞、さらに「石州和紙会館」にて、三隅町の伝統工芸品であり晩年の石本正も愛用した「石州和紙」の紙漉き体験を行いました。
伝統の技と繊細な手作業に親しみながら、楽しんでいただけたかと思います。
2日間という短い間でしたが、この経験が皆さんのこれからの画業に少しでもお役に立てれば何よりです。
遠方からお越し下さった学生の皆様、本当にありがとうございました!
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