インフォメーション

展覧会名

石本正 祈りのかたち展―浜田の財とともに―2

特別出品文化財(年代順)

《紺紙金泥金剛経》伝室町時代 龍雲寺蔵(浜田市指定文化財)
《十三佛画》伝室町時代 龍雲寺蔵(浜田市指定文化財)
《仏涅槃図》江戸時代 淨琳寺蔵(浜田市指定文化財)

会期

2024年9月14日(土)~11月24日(日)

会場

石本正記念展示室

開館時間

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日休館)

観覧料

一般700円(団体600円)、高校・大学生300円(240円)、小・中学生200円(160円)

主催

公益財団法人浜田市教育文化振興事業団

協力

海藏山 龍雲寺・淨琳寺・浜田市教育委員会

概要

日本画家・石本正(1920-2015、浜田市三隅町出身)は、法隆寺の百済観音像や救世観音像に代表されるような優れた仏像は、見る者を無限の彼方へと誘い出す偉大な力を持っていると考えていました。そうした人々の信仰や祈りの気持ちから生まれる造形の中に感じていたのが、単に「美しい」という言葉では表すことのできない大きな感動でした。それらの感動が自らの思いや祈りと重なって生まれた作品の中に、彼の代表作でもある舞妓像や女性像があります。
本展では、仏像など祈りの造形から着想を得たものをはじめ、ふるさとや身近な人への心からの祈りをこめて大切に描かれた石本作品を展覧します。
また同時に、浜田市内の寺院で長年にわたり人々の祈りを受け止めてきた貴重な寺宝3点を特別展示し、石本だけでなく地域の多くの人々の「祈りのかたち」を探ります。


「舞子裸婦〈舞子裸像〉」一対 1972(昭和47)年 個人蔵


「二河白道」2007(平成19)年


《紺紙金泥金剛経》伝室町時代 龍雲寺蔵


《十三佛画》伝室町時代 龍雲寺蔵


《仏涅槃図》江戸時代 淨琳寺蔵 ※写真提供:島根県立石見美術館