日本画家・石本正(1920-2015/島根県浜田市三隅町出身)が2020年に生誕100年を迎えたことを記念し、画業の全てをたどる初の回顧展を開催します。
本展では、石本 正の個人美術館である 浜田市立石正美術館の門外不出の作品を含め、全国から集めた代表作など計約140点を一堂に公開し、青年時代から75年にも及ぶ画業の全容を振り返ります。
没後のアトリエで新 たに見つかった素描や絶筆となった未完の「舞妓」も展示し、地位や名声を求めることなく、最期の瞬間まで絵画一筋に生きた石本の 生涯と創作の原点に迫ります。
島根県那賀郡岡見村(現浜田市三隅町岡見)に生まれた石本正(1920~2015)。絵を学ぶために故郷を離れた20歳以降ずっと京都を拠点に画家として活動し、鋭い古典研究をふまえた斬新な技法や人体のリアリズムの追究によって、戦後日本画壇を代表する画家の一人として注目を浴びました。
生涯、地位や名声を求めることなく、絵を描く心を大切にし続けた画家としての姿勢とすぐれた表現力は、今もなお多くの作家に影響を与えています。
※石本正についてもっと知りたい方は こちら(浜田市立石正美術館HP)
【展覧会名称】生誕100年 回顧展 石本 正
【会 場】京都市京セラ美術館 本館 北回廊 2 階 公式ホームページ
【会 期】2023年4月4日(火)~2023年5月28日(日)
【観 覧 料】
当日券 一般1,800(1,600)円、大高生 1,400(1,200)円、中小生 1,200(1,000)円
前売券購入 日時指定予約は こちらから⇒ チケット購入
※( )内は前売りおよび 20 名以上の団体料金
※前売券販売期間:2023年2月17日(金)10:00~2023年4月3日(月)23:59まで
相互割引のお知らせ
下記の展覧会とそれぞれ相互割引を実施します。
本展観覧券(半券可)の提示にて当日料金から100円引き
(※1枚につきお一人様1回限り有効、他の割引との併用は不可)
・跳躍するつくり手展
会期:2023年3月9日(木)~6月4日(日)
会場:京都市京セラ美術館新館東山キューブ
・マリー・ローランサンとモード
会期:2023年4月16日(日)~6月11日(日)
会場:京都市京セラ美術館本館北回廊1階
・現代美術の動向展シリーズにみる美術館とアーティストの共感関係
会期:2023年4月28日(金)~7月2日(日)
会場:京都国立近代美術館
【開館時間】10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
【休 館 日】月曜日
【主 催】朝日新聞社、京都新聞、京都市
【特別協力】浜田市立石正美術館
【協 賛】NISSHA、京都中央信用金庫、竹中工務店
【出品目録】出品目録PDFはこちら
※展示作品や会期などについては、今後の諸事情により変更する場合があります。ご了承ください。
展覧会 お問い合わせ先: 075-771-4334 (京都市京セラ美術館 10:00~18:00)
記念講演会
会場:京都市京セラ美術館 講演室
※参加費無料 ※定員70名、先着順、会期中の観覧券が必要
・4月15日(土)15:00~16:30 西久松吉雄 氏
(浜田市立石正美術館館長・創画会会員・成安造形大学客員教授)
・5月5日(金・祝)15:00~16:30 森田りえ子 氏
(日本画家・京都市立芸術大学客員教授)
ギャラリートーク ※参加費無料、当日観覧券が必要
・4月23日(日)15:00~ 横山由美子 氏
(浜田市立石正美術館 主任学芸員)
・5月6日(土)/5月21日(日)15:00~ 大森奈津子
(京都市京セラ美術館 学芸員)
【展覧会名称】石本正―線に込める想い―
【会 場】中信美術館(京都市上京区西大路町136-3 TEL 075-417-2323)
【会 期】2023年4月11日(火)~5月31日(水) ※入場無料
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:45まで)
【休 館 日】月曜日 ※5月1日(月)~ 5月8日(月)は臨時休館
【主 催】公益財団法人中信美術奨励基金、京都新聞
【協 力】浜田市立石正美術館、京都中央信用金庫
【後 援】朝日新聞社
【概 要】年代や対象によって移り変わる、石本正の《線》の表現の変化とそのこだわりに視点を置いた企画展
※最新情報については、「中信美術館」のホームページ https://www.chushin.co.jp/bijyutu/ にてお知らせをいたします。