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展覧会 EXHIBITION

石本正記念展示室

2022年7月5日(火)~10月23日(日)
若い頃から挑戦と模索をくり返しながら、舞妓や裸婦など多くの人々を魅了する作品を生み出し続けた日本画家・石本正(島根県浜田市出身・1920-2015)。その旺盛な創作意欲は最晩年の90代にあっても衰えることはありませんでした。のびやかに自由に、ときには独特の発想と視点でユーモラスに描かれた作品は、高齢になっても毎日感動し、新たな発見に喜び、夢中になって描き続けた画家の姿そのものをうつし出しています。
「絵を描くのは楽しいからな。がんばったらあかん。」
晩年に口ぐせのように言っていたこの言葉は、絵を描くことが大好きな多くの人々に向けられたメッセージです。「がんばろうという気持ちがあると、余計な力が入って自由な発想の絵はできなくなる。」長い人生を通してたどりついたこの思いと、いつも楽しそうに描き続けていた画家自身の姿に勇気づけられた人は少なくありません。
本展では、絵を描く喜びと生き生きとした生命力にあふれた晩年の作品に焦点をあてながら、画家としての個性が築き上げられていった若い頃の作品とともに、自由に楽しく描き続けた石本正の画業のあゆみをご紹介します。

企画展示室

2022年9月10日(土)~10月23日(日)
本展は、島根県浜田市出身の日本画家・石本正(1920-2015)の功績を顕彰し、未来への希望に満ちた学生の創作活動を奨励するものです。長きにわたる画業の中で後進の育成にも心を注ぎ、多くの画家を画壇へ送り出してきた石本は「学生の作品には欲が無く気力がある。作家と対象との心の交流があり、見る者に訴えかけてくる」と語り、若い力が生み出す作品の純粋性を愛していました。そんな石本の精神を核として、2011年の美術大学選抜日本画展として開幕し、現在は石本正日本画大賞展と名称を変えながら続けられてきた本展も今年で11回目の開催となります。
石本正日本画大賞展では、全国で日本画を修める大学に推薦を依頼し、石本の画心を受け継ぐ審査員の方々より、優秀な作品に賞を与えて奨学します。今年は全国から28校が参加し、大賞1点、準大賞2点、特別賞2点、奨励賞5点を含む79点を展示します。大学の垣根を越え一堂に集まった、学生たちの瑞々しい作品をぜひ会場でご鑑賞ください。

予告
石本正記念展示室 石本正 生涯を代表作でたどる『私の画境』 2022年11月3日(木)~2022年12月25日(日)
企画展示室 石本正 生涯を代表作でたどる『私の画境』 2022年11月3日(木)~2022年12月25日(日)