石本 正の作品

「糸菊」
1996(平成8)年
京都造形芸術大学の研究室の前に置いてあった糸菊の写生を思い出して描いたもの。この作品は、夜空に花火のように散ってゆく菊を表現しようと思ったので、写生とはだいぶ違った作品になったという。花は星にも見える。中央の十字状の花は、実際には見たことがない南十字星を空想して描かれている。