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展覧会 EXHIBITION

石本正記念展示室

2024年9月14日(土)~11月24日(日)
日本画家・石本正(1920-2015、浜田市三隅町出身)は、法隆寺の百済観音像や救世観音像に代表されるような優れた仏像は、見る者を無限の彼方へと誘い出す偉大な力を持っていると考えていました。そうした人々の信仰や祈りの気持ちから生まれる造形の中に感じていたのが、単に「美しい」という言葉では表すことのできない大きな感動でした。それらの感動が自らの思いや祈りと重なって生まれた作品の中に、彼の代表作でもある舞妓像や女性像があります。
本展では、仏像など祈りの造形から着想を得たものをはじめ、ふるさとや身近な人への心からの祈りをこめて大切に描かれた石本作品を展覧します。
また同時に、浜田市内の寺院で長年にわたり人々の祈りを受け止めてきた貴重な寺宝3点を特別展示し、石本だけでなく地域の多くの人々の「祈りのかたち」を探ります。

企画展示室・ギャラリー

2024年9月14日(土)~11月24日(日)
本展は、島根県浜田市出身の日本画家・石本正(1920-2015)の功績を顕彰し、未来への希望に満ちた学生の創作活動を奨励するものです。長きにわたる画業の中で後進の育成にも心を注ぎ、多くの画家を画壇へ送り出してきた石本は「学生の作品には欲が無く気力がある。作家と対象との心の交流があり、見る者に訴えかけてくる」と語り、若い力が生み出す作品の純粋性を愛していました。そんな石本の精神を核として、2011年の美術大学選抜日本画展として開幕し、現在は石本正日本画大賞展と名称を変えながら続けられてきた本展も今年で13回目の開催となります。
石本正日本画大賞展では、全国で日本画を修める大学に推薦を依頼し、石本の画心を受け継ぐ審査員の方々より、優秀な作品に賞を与えて奨学します。今年は全国から29校が参加し、大賞1点、準大賞2点、特別賞2点、奨励賞5点を含む約80点を展示します。大学の垣根を越え一堂に集まった、学生たちの瑞々しい作品をぜひ会場でご鑑賞ください。

予告
石本正記念展示室 準備中
企画展示室 準備中