石本 正の作品

「アルバラシン」
1999(平成11)年
アルバラシンはスペインの田舎町で、山の中腹にトンネルがあって、崖の家からの見晴らしが素晴らしいところであったと、石本は語った。
中世ヨーロッパ美術を巡る旅の中で、彼は何十枚にも及ぶスケッチをしたが、それをもとに描かれた本画作品は非常に少ない。本作は彼や家族にとってもお気に入りの大切な絵で、最後まで手放さなかった作品のひとつだ。