石本 正の作品 ←前の作品 次の作品→ 年代別インデックス 1940年代 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 一覧ページに戻る 「薊(あざみ)」 2003(平成15)年 2002年6月、石本は絵画教室のため三隅に帰った。その時、少年時代を過ごした町に住む人が「先生に是非見て欲しい」と言って庭の薊を持ってきた。その薊の花は今まで見たどの薊よりも大きく、葉はするどく尖っていた。花と葉に感激した画家は、その花を「是非描いてみたい」と強く思い、何枚もデッサンを描いた。 翌年夏の絵画教室の時、再び薊をもらいまた花を描いた。この絵は「花が描かせてくれたのだ」という。