石本 正の作品

「思い遥かに」
2005(平成17)年
女性の足元に描かれた絨毯の文様は大和・法隆寺の欄間装飾の卍崩しをモチーフにしている。画家は、時を超えて人々の心をひきつける法隆寺が好きだった。永遠の感動に憧れ続ける画家の願いがこの作品に込められているようである。