石本 正の作品

「天王の牡丹」
1996(平成8)年
石本は毎年春になると、京田辺市天王の「無二荘」という牡丹園を訪ねていた。ここの牡丹は幹の高さが数メートルにもなる。あるものは美しく、あるものは悲しく見える。それが女性に繋がる。
彼は、花を通して女性の美しさを表現したいと思った。大好きな音楽を聴きながら、女性の艶っぽさ、生々しさや心臓の鼓動などを音楽のように表現した。