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石正美術館回廊の傍にある牡丹園「華晴苑」。
昨年からここで育てられている大型のアザミの花が開花しました！

このアザミは、石本正の故郷である三隅町岡見にお住いの方が生前の石本のためにお持ちくださったものと同品種で、当時石本は大変喜びこれを「スコットランドアザミ」と呼んで何枚もデッサンを描いたそうです。
（おそらくアーティチョークの原種である「カルドン」かと思われますが、詳しい品種は不明です。）
現在の株は、その方のご家族からいただいた株となります。

当時のデッサン。2003（平成15）年「薊」

とても背の高い植物で、華晴苑でも人の背丈ほどの高さに成長しています。
今回咲いた花は高い位置にありますが、低い位置にもつぼみがありますので今後じっくり見られる機会もありそうです。

現在開催中の企画展「描かれた肌―石本正 美の視点―」にて、このアザミを描いた作品が2点展示されています！
6月27日（日）までの会期となりますが、ご来館の際はぜひ実際のお花とあわせてご覧ください。

【「描かれた肌―石本正 美の視点―」展示中】

2004（平成16）年「薊」

2004（平成16）年「薊」

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《現在開催中の展覧会》

【石本正記念展示室・企画展示室】
◆描かれた肌―石本正 美の視点―
【会期】2021年3月23日（火）～6月27日（日）

【ギャラリー】
◆令和２年度 石正美術館絵画教室作品展
【会期】2021年6月12日（土）～6月27日（日）

感染対策をしっかりと行い、皆様をお迎えします。ぜひお越しくださいませ。
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