石本 正の作品

「けいとう」
1992(平成4)年
石本は、大英博物館にある『アッシュールバニパル王の狩猟』という死に行くライオンをあらわしたレリーフが好きで、長年、一度本物を見てみたいと願っていた。大英博物館に何度も行って、ようやく見ることが出来た時にはとても嬉しかったという。
その後、鶏頭を描いていた時に突然レリーフのライオンが頭に浮かんできた。花がたて髪に見え、そのイメージをかさねて描かれている。