石本 正の作品

「椿」
1996(平成8)年
パブロ・カザルス(1876-1973)演奏のバッハの『無伴奏チェロ組曲』を聴きながら描いた作品である。
「花は一応そのとおり描いているけれど、蕾は音符のつもり。花も蕾も動いて自然の音が鼓動するように調子をはっきりとさせ、リズミカルに描いた」石本正