2018年度「石本正作品選1」

「牡丹」1999(平成11)年

インフォメーション

展覧会名

2018年度「石本正作品選1」

会期

2018年3月24日(土)~6月24日(日)

会場

石本正記念展示室

開館時間

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌日休館)

観覧料

一般600円(団体500円)、高校・大学生300円(240円)、小・中学生200円(160円)

主催

浜田市立石正美術館、浜田市、浜田市教育委員会、公益財団法人浜田市教育文化振興財団

2018年度「石本正作品選1」出品目録  ダウンロード(PDF、466KB)

≪展示風景写真≫

概要

 「絵をかくことは生きるよろこび」と語り、生涯をかけて美を追求した画家・石本正(1920-2015・島根県浜田市出身)。従来の日本画にはない独創的な表現で、花や鳥、風景、裸婦など様々な対象を描き、戦後日本画壇を代表する作家として活躍しました。とりわけ壮年期に誕生した「舞妓」シリーズなどの詩情漂う艶やかな女性像は、石本芸術の代名詞となり多くの人々を魅了しました。その功績が認められ、50歳の時に「日本芸術大賞」「芸術選奨文部大臣賞」を受賞しましたが、以後一切の賞を辞退。地位や名誉を拒み、95歳でこの世を去るまで、何ものにも捉われることなく独自の美を求める姿勢を貫きました。
 「石本正作品選」では、約2000点の収蔵数を誇る石本作品の中から選び抜かれた名作を年4回に分けて入れ替えながらご紹介します。初期から晩年に至るまでの足跡をたどりながら、いつでも石本正の美の世界を堪能することができます。画家の心震える感動から生まれた作品に触れ、「絵をみるよろこび」を感じていただけますと幸いです。


「裸婦立像」1979(昭和54)年

「紅土の丘」1958(昭和33)年