2019年度「石本正作品選1」

「舞妓姉妹」1986(昭和61)年

インフォメーション

展覧会名

2019年度「石本正作品選1」

会期

2019年3月26日(火)~6月23日(日)

会場

石本正記念展示室

開館時間

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日休館)

観覧料

一般600円(団体500円)、高校・大学生300円(240円)、小・中学生200円(160円)

主催

浜田市立石正美術館、浜田市、浜田市教育委員会、公益財団法人浜田市教育文化振興事業団

「2019年度石本正作品選1」出品目録 ダウンロード(PDF,192KB)

概要

日本画家・石本正(1920-2015)は、島根県那賀郡岡見村(現在の浜田市三隅町)に生まれました。自然豊かな土地でのびのびと育ち、20歳の時に画家を志して京都に移り住んで以降、戦後の現代日本画壇をけん引する作家の一人として最前線を走り続けていました。その彼が80歳を目前にしたころ「幼少期に感性を育んでくれたふるさとのおかげで、今も自分は絵を描き続けている」と思うようになり、ふるさとへの感謝の気持ちを込めて作品の寄贈を申し出ました。この事をきっかけに2001(平成13)年に石正美術館ができ、現在当館のコレクションは石本作品だけで約14,000点を超える膨大な数となっています。これらの収蔵品を年4回の展示替えで紹介しながら、石本正の画業の全容をいつでもご覧いただけるのが「石本正作品選」です。
今回の作品選では、石本芸術を象徴する「舞妓」シリーズに着目し、その変遷を紐解く特別コーナーも設けています。地位や名声を拒み、95歳でこの世を去るまで、何ものにも捉われることなく独自の美を求める姿勢を貫いた石本正の足跡を、代表作の数々と共にご覧ください。


「回想」2001(平成13)年


「天王の牡丹 門」2011(平成23)年