2001年4月7日に開館した石正美術館は、おかげさまで開館20周年を迎えました。
浜田市三隅町出身の日本画家・石本正の作品約14,000点を収蔵する当館は、石本の芸術世界を紹介する企画展を中心に、石見ゆかりの作家や石州和紙に関する展示など様々な展覧会を通して、芸術のすばらしさと感動をお届けしてきました。
これまでの20年の活動には、非常に多くの方々に関わっていただきました。

石本正とともに絵を描くことを楽しむ「石本正絵画教室」では、その喜びを味わいに日本全国から参加者が集まりました。
「ギャラリー」では、創作にはげむ地域の方々に個展やグループ展、公募展などで作品を発表いただきました。
創作室や回廊を会場に「コンサート」を開催し、地元で演奏活動をされる方々にご出演いただきました。
開館以来、市内外の「サポーター」の方々に美術館運営にご支援いただき、展示替えやチラシの発送、庭のお手入れなど陰に日向に支えていただきました。

関わっていただいた方々、支えていただいた方々とともに歩んだ20年。
喜びや楽しさをともに紡いだ時間でした。
今後も、石正美術館らしい、ここにしかない出会いや感動、やすらぎをお届けしていきます。
もっともっと多くの方々との関わりを広げて歩み続けます。
どうぞ、これからも石正美術館をよろしくお願いします。



開館20周年を記念して

中庭の緑が新しくなりました!

石本正が愛した、古いイタリアの教会をイメージしてつくられた石正美術館。
これまで小さな鉢しかなかった中庭に“ロマネスク調”のフラワーポットを配置し、前庭にはヨーロッパ風のオベリスクを置くなど、イメージをさらに感じられるよう生まれ変わりました。

マスコットキャラクター“ぐーちゃん”誕生!

石本正のふくろうの挿絵から生まれた、“ぐーちゃん”がデビューしました!
石正美術館の塔の上に住んでいるぐーちゃん。これからミュージアムニュースなどで案内役として活躍しますので、どうぞよろしくお願いします!