石本 正の作品
「裸婦」
1983(昭和58)年
石本は、絵を描くことの全ての要素がヌードデッサンにあると語り、若い頃から描き続けてきた。「ヌードデッサンを通して、対象の比例、コントラストやアクセント、動きや流れ、さらには木炭や鉛筆で描きながら色彩をも感じさせるようなことなど、絵を描くことにおいてもっとも大事なことを的確につかむことができる」というのが彼の信念だった。
女性は石本にとって聖なるもの、美しいものの象徴だ。女性を描いている時は本当に楽しく、絵描きになって良かったと心から思うひと時だったという。モデルが見せるふとした瞬間の美しさに感動し、その美しさを自分のものにするべく描き続けた。
女性は石本にとって聖なるもの、美しいものの象徴だ。女性を描いている時は本当に楽しく、絵描きになって良かったと心から思うひと時だったという。モデルが見せるふとした瞬間の美しさに感動し、その美しさを自分のものにするべく描き続けた。