石本 正の作品 ←前の作品 次の作品→ 年代別インデックス 1940年代 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 一覧ページに戻る 「ぼっこう」 2014(平成26)年 石正美術館が開館する少し前、石本はふるさとから送られてきた「ぼっこう(カサゴ)」の大きな口をみて、その面白い形に画家はたちまち虜になった。魚が傷んでしまってもそのままアトリエで描き続け、数日で何十枚ものデッサンができた。「この口の中に入ったら楽しいだろうな」などと思いながら描いていたと話す。 そしてぼっこうは、ふるさとが何もかも飲み込み、新しい文化を創って欲しいという願いを表した作品に生まれ変わった。