石本 正の作品

「自画像」
1940(昭和15)年頃

京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)1回生の頃の作品。入学したものの、学校の教えに違和感を覚えた彼は、学校にはあまり行かずに別の場所でデッサンを学んだ。また、気の合った同級生・三上誠(日本画家・1919-1972)と一緒に色んなところへスケッチにも出掛けたという。この作品はその頃に彼と同じ部屋で描いたものだ。