【第8回 石本正日本画大賞展】交流会・授賞式が行われました!🎉

10月14日、15日の2日間にかけ行われた、「第8回 石本正日本画大賞展」受賞者の皆さんをお招きしての交流会および授賞式の様子をお届けします。
今年は受賞者10名中7名が来町されました。

1日目は授賞式、ギャラリートーク、そして地元の子どもたちを交えてのワークショップ《「記憶でたどる通学絵地図」を描く》を行いました。
午前の授賞式はつつがなく執り行われ、続いて展示室での講評会へ。皆さんの作品に込めた想いをお聞きし、異なる大学の学生同士で技法など質問しあったり、本展の審査員でもある西久松館長の講評に熱心に耳を傾けておられました。

午後は子どもたちを迎え、記憶や写真を頼りに自分の通学路を描くワークショップを開催です。
さっそく自由に描き始める子や写真を見ながらじっくり描く子、個性様々な子どもたち。
対して学生達はしっかり構図を練りながら描かれている様子でした。
お互い少しずつ話が弾み、子どもさんは学生から技法を教えてもらったりと、刺激のある楽しい交流の場になったのではと思います。

その後は普段見ることのできない石本正の膨大なデッサンの一部を収蔵庫に入って鑑賞。館長と横山主任学芸員の解説を聴きながら皆さん真剣に見ておられました。

2日目は企画展・天井画鑑賞、さらに「石州和紙会館」にて、三隅町の伝統工芸品であり晩年の石本正も愛用した「石州和紙」の紙漉き体験をしていただきました。
伝統の技と手作業の大変さを実感しながらもとても楽しんでいただけたようです。

2日に渡った交流会でしたが、この経験が皆さんのこれからの画業に少しでもお役に立てれば何よりです。
遠方からお越し下さった学生の皆様、本当にありがとうございました!

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL