石正美術館では、現在2つの展覧会を開催しています。

石本正記念展示室では、企画展「石本正 おんなの美」を開催中です。
石本といえば舞妓、女性像とイメージされるように、生涯をかけて女性美を追求した日本画家・石本正。
彼の描く女性像は、外見的な美しさにとどまらない深い精神性を湛え、これまで多くの人々を魅了してきました。
本展では、若い頃から晩年までの女性表現の移り変わりを展覧するとともに、構図やしぐさによって生まれる美にも着目した作品など50点を展示。
「白」「朱」、「朱唇」などの本画からデッサンまで石本が拘りぬいた珠玉の作品をご覧いただけます。

また、企画展示室にて始まった《平坂 常弘 展「石見野　こころあるもの」》は、当館の前館長・平坂常弘による個展です。
浜田市三隅町に生まれ、美術大学卒業後は故郷へ戻り仕事をしながら絵を描き続けた平坂。
石正美術館の開館とともに館長に就任、石本正の絵に対する深い思いに寄り添いながら20年間運営に携わり続けました。
本展では、幼少期から現在に至るまで彼の故郷や美術館への思いを込めた作品40点を展示しています。

この機会にぜひ会場でご覧下さいませ。
ご来館を心よりお待ちしております。

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≪開催中の展覧会≫
【石本正記念展示室】企画展「石本正 おんなの美」
【企画展示室】平坂 常弘 展「石見野　こころあるもの」

【会期】2024年3月20日（水・祝）～5月26日（日）
【時間】午前9時～午後5時（入館は午後4時30分まで）
【休館日】月曜日（祝日の場合は翌平日休館）
【観覧料】一般600円（団体500円）、高校・大学生300円（240円）、小・中学生200円（160円）
上記のチケットで2つの展示をご覧いただけます。